地上波を受信するアンテナは大きく分けて「UHFアンテナ」と「VHFアンテナ」の2種類。それぞれ対応するチャンネル周波数が異なり、地デジ放送の受信にはUHFアンテナが使用されています(ただしアナログチューナーでは視聴できません)。
また各アンテナは、方向によって出力強度が異なる「指向性」を持ち、各放送局の電波発信基地局の方向へ正しくアンテナを向ける必要があります。この辺はアンテナ工事業者にお任せするのがなによりの安全策ですね。
では「UHF」と「VHF」それぞれの特徴とアンテナの形状を見ていきましょう。

UHFとは周波数が300MHz~3GHzにあたる電波のことで、別名「極超短波(ごくちょうたんぱ)」といいます。
この帯域の電波を受信するのがUHFアンテナというわけです。テレビ放送(地上アナログ放送)では、470Mhz~770MHzの帯域を使用しており、13~62チャンネルが割り当てられています。
波長が10cm~1mほどと短く受信機の小型化も可能であるため、移動通信などにも利用されています。

VHFとは周波数が30MHz~300MHzにあたる電波のことで、別名「超短波(ちょうたんぱ)」といいます。
この帯域の電波を受信するのがVHFアンテナです。テレビ放送(地上アナログ放送)では90MHz~222MHzの帯域を使用しており、1~12チャンネルが割り当てられています。
ちなみに現在発信されている地上波アナログ放送のうち、VHF(1~12チャンネル)帯の電波は2011年7月24日に停波となる予定。つまりVHFアンテナはまったく必要なくなってしまうんです。